内村建設 株式会社

インタビュー

作業員の姿

 

鹿児島市薬師町に事務所を構え、「イライラをキラキラに!ワクワク、イキイキ、スクスク!」を実感できる職場を増やし続けることをミッションに掲げ、県内企業への支援を行っている駒水社労士。当社とは2024年の建設業の働き方改革への対応を切り口とした働き方改革プロジェクト、プロジェクトHOPE” にて昨年秋より伴走して頂いており、今回改めてプロジェクトHOPEや駒水社労士のこれまでとこれからについてお話を伺いました。

インタビュアー:内村太郎

 

駒水隆志社会保険労務士

TAKASHI KOMAMIZU

駒水隆志

みらい人財労務管理研究所 /代表

特定社会保険労務士
アンガーマネジメントファシリテーター
焼酎マイスター

働き方改革プロジェクト「プロジェクトHOPE」大地に立つ!

Q. ―弊社とのお付き合いのきっかけは何でしたか?

 3年ほど前になりますが、私が顧問を務めさせて頂いている幼稚園で、当時御社の塚本常務がPTA会長を務めていらっしゃり、その御縁で安全衛生協力会にて講演をさせて頂いたことがきっかけでしたね。そこから去年、明高社長が社長に就任され、2024年の働き方改革を見据えたDSC_7319-Edit組織開発を行っていきたいというご相談を受けて、

プロジェクト型で組織開発をやっていこうと202110月よりプロジェクトHOPEがスタートしました。

 

Q. ―プロジェクトHOPEはどのように始まったのでしょうか?

働き方改革と社長の思い・目指す会社の姿を2024年の3月をゴールにプロジェクト化したものが「プロジェクトHOPE」です。ネーミングはみんなで案を出し合った中で、明高社長の出した案を採用しました。

ただ単に働き方改革に対応すれば良い、というものではなく、従業員一人一人の自律的なキャリア形成や能力開発支援、組織内の活発なコミュニケーションなども目的に掲げられています。

このようにプロジェクト型で、かつ正解がなく抽象度の高い取り組みは自身としても初の試みで、とてもやりがいを感じています。

Q. ―昨年10月よりプロジェクトHOPEで伴走して頂いておりますが、これまでのところの当社の印象はいかがでしょうか?

ざっくばらんに言うと、求める要求レベルが高い印象です。笑 

「あ、こりゃ今までとは訳が違うぞ」と。笑 ただDSC_7367-Edit-Edit、社労士も15年やっていると頂く相談の質が変わってきていて、今回のプロジェクトHOPEも、いつまでにどうしないといけない、という正解が決まった短期的なものというより、将来を見据え、今のうちから手を付けたい緊急ではないけれど非常に重要なトピックを扱ったものです。社労士として今回のようなプロジェクトのお話を頂けたことは大変ありがたいです。

 

Q. ―確かにこのプロジェクトHOPEはコンサルに丸投げなどではなく、経営層が将来に向けた 熱量を持った上で、駒水先生が従業員にもしっかり寄り添いながら現場から問題抽出をして、会社全体で良くしていこうと進めている部分が中々無い取り組みですよね。

 社会保険労務士の倫理規定の中に、「中立公正」という言葉があるのですが、当たり前のようで実はとても難しい部分なんです。会社・経営者、従業員双方の話を聞きながら中立の立場でい続けるには、「聞く力」「傾聴力」がとても求められるように思います。

今回のように傾聴しながら、抽象度が高いプロジェクトを進めるのは自分のスキルの底上げにもなっていますし、他の顧問先でも最近ではプロジェクト型を導入し始めています。傾聴には知識と技術が必要で、それもあって毎週土曜日に産業カウンセラーの講習を受けているところです。中々しんどい講習ではあるのですが。笑

内村建設にてインタビュー

Q. ―これまでの経歴と、事務所を立ち上げた思いを教えてください。

大学卒業後は大手スーパーに就職し、その後一念発起して社労士資格を取り、今でもお世話になっている上東社労士事務所に就職しました。

 独立のきっかけは、あるお客様と飲んでいる時に「あなたが開業したらもっと人を沢山幸せに出来るのに」と言われたことです。

その一言で自分の中で何かが動きましたね

駒水隆志先生、内村建設にてインタビュー

Q. ―社労士として最もやりがいや感動を感じる瞬間はどんな時ですか?

 本当に沢山ありますが、一番は自分が関わったことで、その人の考え方や職場の雰囲気が変わった瞬間を見ることです。

 

Q. ―最後になりますが、駒水社労士の目指す将来像や夢はありますか?

 私は出身が伊集院で、今も伊集院在住なのですが、ゆくゆくは伊集院で研修施設を作りたいで すね。研修施設兼サッカー場・キャンプ場みたいなイメージで、企業向けにチームで一緒にいる時間を増やして、体験を共有することで何かしら学びのある研修カリキュラムを作ったり、鹿児島の

子供達が遊べる場所を増やしたいという思いがあります。

自分の裏テーマが、子どもを安心して入れられる会社を鹿児島に増やしていきたいというものがあるので、その一助になればなと思います。

駒水隆志先生 みらい人財労務管理研究所と内村建設にてインタビュー

みらい人財労務管理研究所 

〒890-0042 鹿児島市薬師2-25-20

099-250-6985 / https://bit.ly/3N0NSxO