かごしま探究プロジェクト

かごたん —
“教育から始める可能性の探究と
未来の共創”

内村建設はこれまでに、2023年度と2025年度の2度にわたって、探究学習プロジェクト「かごたん」に参加しています。

■かごたんとは

「かごたん」は「教育から始める可能性の探究と未来の共創」をミッションとして掲げる、探究学習プロジェクトです。学校と企業を直接結ぶことを通して教育を社会へ開き、鹿児島の民間企業が総力を挙げて、文部科学省が推奨する「主体的・対話的で深い学び」の機会を提供し、これからの時代に必要な資質を兼ね備えた次世代育成に取り組みます。

「かごたん」では、株式会社教育と探求社(本社:東京都千代田区、代表取締役:宮地 勘司、以下「教育と探求社」)が開発した探究学習プログラム 地域探究コース「engine(エンジン)」を使用し、正規の授業を通して生徒たちが担当企業と地域を深く探究します。地元企業のリソースと、鹿児島のリソースを掛け合わせ、鹿児島をより良くするイノベーションプランを練り上げ、プレゼンテーションします。

 ■内村建設が感じた、かごたんの魅力

かごたんの大きな特長は、「企業が課題を出して、生徒がそれを解決する」ような一方通行の学びではないこと。
生徒たち自身が問いを立て、先生や企業の大人たちとフラットに対話しながら、ともに未来を探っていく—そんな“可能性拡張型”の学びがベースになっています。

内村建設の社員も、このプログラムの一員として、建築の仕事や会社の特徴、ものづくりのやりがいについて、生徒たちに伝える役割を担いました。
しかも、単なる会社紹介ではなく、「内村建設の本質的な価値って何だろう?」「私たちの強みってどこにある?」と、社員たち自身が深く考え、言葉にしていくところからスタートします。

そのために、何日もかけてチームで集まり、資料をつくり、PR動画を撮影しながら、生徒たちに真剣に向き合う準備を進めていきました。
子どもたちの未来に関わるからこそ、社員も、先生も、生徒も、みんなが本気です。

■一緒につくるパートナーとして

会社の紹介が終わったあとは、担当する中学生のクラスと半年間の伴走が始まります。
企業が直接アイデアを出したり、答えを教えたりするのではなく、子どもたちが自分たちの力で考え抜けるよう、問いかけたり、視点を与えたりしてサポートします。

生徒たちは、地域の課題を見つけ、企業のリソースと掛け合わせることで、未来をよくするためのイノベーションプランを練り上げていきます。

 ■全国大会へ——内村建設と「きなこもち」チーム

2023年度のプログラムでは、校内発表を経て選ばれた15チームが鹿児島市中央公民館でプレゼンテーションを実施。その中で、吉野東中学校の「きなこもち」チーム(内村建設が協働)が、全国大会への切符を手にしました。

「地域の厄介者である火山灰を価値あるものに変え、地域内で経済が循環する仕組みを構築するなど、未来を思考するユニークな企画」と審査員から高く評価され、「クエストカップ2024」への出場が決定。
私たちにとっても、大きな誇りとなる瞬間でした。

■そして、2025年度へ

2025年度のかごたんには、全員が現場で働く技術者たちが参加します。
建設の現場で日々奮闘しているメンバーが、子どもたちの半年間に真摯に寄り添い、ともに学び、未来を探っていきます。

建築を通して、人の可能性を拓いていく——。
その一歩は、案外こんなふうに、未来ある若者たちとの対話から始まっているのかもしれません。